日本感性工学会春季大会

フードサービス研究部会へのお誘い

ホテル・旅館・レストランのマーケティングと新経営への着眼点


 日本感性工学会春季大会を3月23〜24日信州大学繊維学部(上田・常田キャンパス)で開催します。同学会のフードサービス研究部会では、新発想の厨房システム並びに、ホテル・旅館・レストラン経営システムの研究報告及び事例発表を実施します。

 今や、国内の観光需要は伸び悩み、ことに学習旅行や団体旅行は後退しています。時代の流れに経営面でもフレキシブに応える仕組みが求められていますが、IT技術を利用しないまま、ホテル・旅館・レストランの経営を表面的に変化させるだけで良いのでしょうか。
顧客の要望や、価値観、満足度もこの10年でかなり変化しております。日常生活及び観光需要から見た外食マーケティング、そして調理のデジタル化やエネルギー・システムを、総合的に捉えながら、ホテル・旅館・レストランの新しい事業の展開方向を模索しようと企画しました。
当部会の金子氏は、一方で、多様なレストランのコンサルティングを展開しながら、電機・厨房機器メーカーとの共同研究として「飲食の作業と通信環境の融合、“インテリジェント レストラン システム”」を開発し、さらには電力・ガスなどエネルギー供給会社との実証実験で、温度、時間、調理レシピー及び、POSとの情報授受が円滑に行われるための情報システムの開発に関与しております。
また、信州大学の大谷氏は、割烹の調理作業の効率化と食材の購買の合理化を通じて、特に和食のレストラン経営のあり方を模索してきました。感性工学会の会員が担当者となり、T社では新しい画面一元化管理の新製品を開発し世に問う準備をしています。M社も総合的なデジタル化に取り組んでいます。
業務用厨房を新しい発想で開発したシステムは、料飲運営・経営に新しい事業の展開方向として、通信ネットワークを持ち込むものです。まさに次世代型で、料理そのものの知的財産化の将来像も見えてきます。こうした新システムのシナリオと運用については、事例として発表もございます。当日のご来場をお待ち申しあげます。

なお、これは学会の研究会であり、セールスプロモーション(催事)ではありません。
本学会の正会員登録を希望される方は当部会で推薦しますので、お申し出ください。
 
日 時: 3月24日(木)  13:00-15:30
場 所: 上田市常田3-15-1 信州大学繊維学部総合研究棟
費 用: 3,000円(セッションのみ参加費、春季大会全部の参加費は7,000円)
主 宰: 日本感性工学会フードサービス部会
 

テーマ講演「フードの感性工学が料飲・宿泊運営を変える」

報 告:「JTBが考える新しい観光受入施設」
     滝沢信一氏 (JTB上田支店長)

報 告:「学習旅行のマーケティングと宿泊施設への要望」
     宮田弘康氏 (長野県学習旅行誘致推進協議会事務局長)

報 告:「業務用調理を変える次世代型調理サービス運営システム」
伊藤芳規氏 ((株)シニリトルジャパン執行役員)
調理と機器の相互作業に通信ネットワークが介在する事により、調理作業及び受発注や経営そのものが変わる、特に調理場内のシステムコンセプトでは、何に変化を及ぼすのかに言及。月間「厨房」に次世代型システム解説を連載。

事例1:「調理当番」のシステムと応用
花房 輝氏 (東京電力(株)技術開発研究所商品開発第一グループ)
主に電気環境下の学校給食施設に関し、加熱調理時とエネルギー管理を一元的に行うシステム例を紹介。特に、学校給食施設でシステム実験した事例を用いて、その全体像を解説する
「調理当番」関係アドレス http://www.tepco.co.jp/cc/press/04030102-j.html

事例2:「インテリジェント・レストラン・マネジメント・システムの展開」
岡田 茂氏 (三洋電機(株)要素技術開発BU ITシステム開発部)
あらゆる飲食業界のソリューションとして開発された統合システムを、運営事例をもとに、具体的な利用法と効果について解説する。従来不明確であった料飲部門掌握への大きなヒントとなる。

◇コメンテーター
ロベルト岡田氏 (宮城大学構想学部デザイン情報学科助教授)

大 谷 毅氏  (信州大学繊維学部感性工学科教授 社団法人日本リゾートクラブ協会理事)

◇司 会
金子孝一氏 (理事・部会長・宮城大学事業構想学部教授)