感性工学の多様性とコアを探るクロスセッション

シリーズ開催のご案内・テーマ募集

2004年9月1日
日本感性工学会

<クロスセッションの趣旨>
 多様な側面を持つ「感性」と「感性工学」を、学術的に深化させると共に、その基本的な概念や方法論、価値の認識を、わかりやすい形で共有することを目的に、「感性工学の多様性とコアを探るクロスセッション」を開催いたします。
 この「クロスセッション」は、日本感性工学会の複数の部会や感性工学にかかわる研究・開発を進めている大学・研究所・企業などが一堂に会して、それぞれの研究領域・立場・方法論で、「感性」や「感性にかかわる諸問題」をどのように定義し、それをどう「感性工学的」に攻めているのか、その結果、何がわかりつつあるのか(できつつあるのか)を、相互に理解できるコトバを選びつつ紹介しようという試みです。
 このような議論を通じて、「感性」「感性工学」に対するコアイメージについての学術的・技術的に深い討論を行えるようにすると共に、これからの研究・開発を幅広くまた骨太に進めてコアとなる考え方・技術を確立していけるようにしたいと考えております。

<シリーズ開催に至る経緯>
本年3月に、このような考えのもと、トライアルとして「感性工学の多様性とコアを探るクロスセッション(第0回)」を開催いたしました。
第0回では、情報処理技術の面からアクティブな活動を続けている「あいまいと感性部会」「マルチメディア情報処理部会」「感性工房部会」の3部会とそれぞれの研究・開発の中心的なメンバーである4大学(工学院大学・宇都宮大学・東京電機大学・中央大学)の合同の研究発表会という形で開催させていただきました。研究発表15件、各部会のオピニオンリーダーの先生方による講演3件を含め、参加者は約100名で、非常に密度の濃い研究報告や議論が行われました(その概要は、本学会会誌「KANSEI」2004年 Vol.3, No.1にも紹介されています)。
 この成功を踏まえ、日本感性工学会の正式な連続企画として、様々な部会・大学・研究所・企業の方々と、文字通り「多様」なクロスセッションを開催していくことにいたしました。
 人文社会系・理工系の枠にとらわれずに、横断科学技術的な感性工学の特性を生かしたクロスセッションのテーマ設定を行いたいと考えております。会員の皆様からのテーマのご提案、発表のご応募をお待ちしております。

加藤俊一(日本感性工学会事業担当理事、感性工房部会長)

テーマのご提案・問合せ先:
加藤俊一(中央大学理工学部) E-mail: kato@indsys.chuo-u.ac.jp
または
感性工学会事務局 TEL/FAX: 03-3549-7727 E-mail: jske@jske.org