1. 趣旨
本研究部会では、感性豊かな衣服作りとは何か、活力あるアパレル産業のあり方は何かを、衣服素材、パターン・デザイン、生産・流通システム、経営戦略などの綿から追求する。
例えば,従来の衣服にとらわれない新しい視点からの快適衣服の開発、自動縫製ロボットによる単一製品生産システムの開発、素材・デザイン・感性データベース統合アパレル経営戦略などが研究テーマとなる。
2.具体的な研究テーマ例
対話型設計生産システムの開発
設計者と顧客のやりとりは、重要な商品の一部であり、相互のやりとりにより設計・生産された服飾品は、新たな付加価値を持つ感性商品である。ショップあるいは情報ネットワークを介して両者の対話が形成される。生産者側の対応者は人の生理/デザイン/文化/社会に関して独自の感性・見解を持ち、コンピュータシステムに用意された支援モジュールを駆使し顧客と接し、設計支援・生産支援等のサービスを提供する。設計者と顧客の想像力と知識をいかにやりとりするかが支援システムの課題である。支援システムには以下のモジュールを含む。
(1)対話型アパレル設計プラットホーム
(2)オープンデータ型アパレル商品検索システム
(3)個人対応学習型アパレル提案システム
(4)アパレルにおける感性評価の発現機構の解明
(5)リアルタイム着装シミュレーション
(6)テキスタイル物理・感覚特性データベース
(7)感性用語デザイン検索システム
(8)既製服の自動認識と感性カテゴライズ
(9)季節着衣行動データベース
(10)自動採寸装置,単品自動縫製システム,
(11)脳波によるアパレルの快適性評価システム
(12)被服圧と筋活動活性化・疲労の評価
(13)行動指標による快適性の評価
以上のような支援モジュールの開発を行い統合的なシステムの構築を行う.
3.運営方針
(1)アパレル生産システムは、感性工学の特徴である学際的研究の最適な対象である。素材、情報、ロボティクス、感覚評価など幅広い分野との連携をはかり、広く研究者の参加を求める。
(2)アパレル経営事業などの実践的な研究を行う。
(3)業界との連携をとりアパレル産業の発展に貢献する。
部会長
三吉満智子 文化女子大学教授 服装学部長
連絡先
151-8523 東京都渋谷区代々木3-22-1 文化女子大学服装学部 学部長室
TEL 03-3299-2018
FAX 03-3299-2018