研究部会紹介

日本感性工学会会員は複数の研究部会に所属することができます。部会への加入は、希望される部会の部会長または部会連絡者及び事務局の両方へお届けください。複数の研究部会に所属される方は、主たる部会(1部会)・従たる部会(複数可)について事務局へご連絡ください(理事選出時の資料となりますので必ずお知らせください)。研究部会を退会される場合も同様、部会長または部会連絡者及び事務局の両方へお届けください。

※而立の会および志学の会は、理事会で認められた若手の会および学生の会の組織名称であり、会則上の研究部会ではございません。

 

あいまいと感性研究部会
代表:張 珏(工学院大学)
アパレル研究部会
代表:柳田佳子(文化学園大学 教授)

本研究部会では、感性豊かな衣服作りとは何か、活力あるアパレル産業のあり方は何かを、衣服素材、パターン・デザイン、生産・流通システム、経営戦略などの綿から追求する。例えば,従来の衣服にとらわれない新しい視点からの快適衣服の開発、自動縫製ロボットによる単一製品生産システムの開発、素材・デザイン・感性データベース統合アパレル経営戦略などが研究テーマとなる。設計者と顧客のやりとりは、重要な商品の一部であり、相互のやりとりにより設計・生産された服飾品は、新たな付加価値を持つ感性商品である。ショップあるいは情報ネットワークを介して両者の対話が形成される。生産者側の対応者は人の生理/デザイン/文化/社会に関して独自の感性・見解を持ち、コンピュータシステムに用意された支援モジュールを駆使し顧客と接し、設計支援・生産支援等のサービスを提供する。設計者と顧客の想像力と知識をいかにやりとりするかが支援システムの課題である。支援システムには以下のモジュールを含む。

(1)アパレル生産システムは、感性工学の特徴である学際的研究の最適な対象である。素材、情報、ロボティクス、感覚評価など幅広い分野との連携をはかり、広く研究者の参加を求める。

(2)アパレル経営事業などの実践的な研究を行う。

(3)業界との連携をとりアパレル産業の発展に貢献する。

感性産業研究部会
2005年7月16日アミアート研究部会より名称変更

代表:北沢俊二(長野県工業技術総合センター)

部会Webページ: http://www.kanseisangyo.org/

フードサービス研究部会
2004年6月26日設立承認 旧インテリジェント・レストラン・マネジメント(IRM)研究部会

代表:金子孝一(新潟食料農業大学 教授)

本研究部会は、フードサービス事業を人の感性が織りなす「感性事業」ととらえ、人たる消費者や事業者が関わる複雑系の工学的アプローチ(人間、認知、情報、機械、食品科学、栄養など)から、人の感性(とりわけ最適の評価)を定量化する道筋を研究し、その成果を実産業に(商品やシステムとして)生かす技術の確立を目指す。当然ながら、種々の技術的標準化や分析上のモデル論もさけて通れない。
研究対象は、定量化アプローチにより技術の確立に関与する全ての分野が対象となるが、構造的な問題として経営、情報、環境、施設、需要、調理、衛生、栄養、労務、安全などの分野における最適化、効率化、合理化、自動化などが対象となる。

感覚工学研究部会
代表:西松豊典(信州大学繊維学部 教授)

感覚工学部会では、工学、心理学、生理学などの接点にある学際的テーマであります 「快適性」について、さまざまな分野の研究者や技術者がそれぞれの立場から活発な討 論を行っています。

そして、「快適性」の計測・評価方法について深く掘り下げていくことを目指しています。

感性インタラクション研究部会
代表:柿山浩一郎(札幌市立大学 教授)

この部会では、インタラクションに関することは何でも取り扱うが、特に工業製品のインタラクション・デザインの領域に感性技術をどのように導入できるかについての研究を行いたい。

-1.感性の研究はいまだにほとんどわかっていない研究領域であるが、しかしながら、感性の存在を否定する人も存在しない。このような感性の仕組みについての基礎的解明についての研究を進めたい。

-2.感性技術を導入することにより、工業製品などの操作性がどのように向上するかについての研究。 -3.筆者の主宰する「筑波大学感性評価特別プロジェクト組織」の特別研究プロジェクトとの協同による感性評価モデル構築研究を行う。

-4.産業界との協同プロジェクトによる感性インタラクション・研究プロジェクトを共同研究体制として推進する。

感性教育研究部会
部会長:佐々木和也(宇都宮大学 教授)

感性教育研究部会は本学会の基底に有るのではないでしょうか。本来ならば工学系学会に馴染まないとお考えの諸賢がおられるでしょう。しかしアカデミック学会では横断的分野の人々の参集する経済基盤に乏しく、感性教育研究部会を以てわが国の人材育成の再基盤作りの場となれば幸いです。本部会は付図を原点として、教育者と哲学・心理学・人類学・人間科学・芸術・社会学・行政学・工学などの方々とソフトな論談により、感性の芽生えと感性自発の機会の諸例、感性と生育環境、感性教育の方法論があるとすればその模索、などを取り纏め社会へ提言し続ける機関になれば幸いです。また他の研究部会との交流により社会・国へ貢献したいと考えます。

感性計測評価部会
部会長:上條正義(信州大学 教授)

感性や快適性が注目されはじめたのは、1980年代半ばからである。消費者は、商品に対して機能などの必須条件よりも個性的な魅力条件を重要視した。その背景には、度を超えた機能の充実よりも、遊びを含めた精神の充足を求める消費者の無自覚的欲求があったからと推察される。時代はバブル期であり、消費者ニーズに合わせて、機能以外に付加価値をつければ、商品価値が上がり、モノが売れた時代であった。その付加価値キーワードが感性であり、快適性であったと言える。しかし、当時の学問の世界では、わずかの先見的な研究者をのぞき、「感性」や「快適性」を重要な研究対象とはみていなかった。

感性工学と新製品開発部会
部会長:井上勝雄(元広島国際大学 教授)

「感性工学と新製品開発」部会は森典彦教授(東京工芸大学)と長沢伸也教授(立命館大学)の3人の共同運営で執り行う。部会会員のなかから数名の幹事を選出していただき、その人たちとともに事業計画を立てて、部会会員の希望を取り入れた部会活動を進めたい。つまり部会会員のための活動であり、部会会員に利点のある活動をするのが、ねらいの一つである。

部会活動の二つ目のねらいは、本部会は感性工学の考え方を応用して新製品開発を生み出すことである。もともと感性工学は実用学問であり製品開発をサポートするための科学である。実用学問とは、モノづくりを進めながら必要な手法を考えたり新しい発想をしたりすることであり、部会会員の発想をその都度取り入れながら、手法の開発・製品の開発を進めたいと考えている。いわゆる「全員参加型」の部会活動をめざしている。感性工学についての部会会員に知識にバラツキがあると予想されるので、感性工学の基礎から応用技術までの学習会も実施したいと考えている。

感性工房部会
代表:加藤俊一(中央大学理工学部経営システム工学科 教授)

電子技術総合研究所が公開する感性工房プラットホームを利用する。利用形態としては、電子技術総合研究所内に設置されたヒューマンメディアルームに実際に入っての利用、インターネット経由で、手許のマルチメディア情報端末からの利用の双方が可能である。

情報処理からの研究者・技術者は、新しい手法・アルゴリズムをプラットホームに組込んで、公開テストを行う。多数の利用者からの評価実験などを実施できるようにする。

工業デザイナーは、新しい手法・アルゴリズムをモニタ利用して評価すると共に、これら手法・アルゴリズムへのニーズを明確にする。実際に、デザインワークに感性工房プラットホームを利用し、良い作品・デザインの創出を試みる(例えば、デザインコンペでの優勝を狙う、など)。

また、消費者参加型マーケティング、工業デザイン、製品設計のパスを感性工房プラットホーム上で試作し、消費者とデザイン・製品設計・製造を結ぶ、新しいパスを考える。

感性事業部会
代表:布川博士(岩手県立大学ソフトウェア情報学部 教授)

この部会では、ビジネスや経営に関することはなんでも扱いますが、他の学会や研究会とは異なって、以下のようなことをも含めて、議論を試みようと愚考いたしております。

感性工学で生み出された技術を使って事業を行うとすれば、それはいったいいかなるものなのか。また、そのリスクやフィージビリティは、どのくらいあると予想されるのか。
会社の経営に、感性が必要であるというとき、その感性とはいかなるものであるのか。いかにして育成されるのか。またエンジニアリングで代替できるのはどの部分なのか。
このような問題を、適時に、オフィシャルなフォーマルな場を離れ、リスクなしに、楽しく議論できる場を持とうというものであります。

いまのところ、参加してあげても好いと言って下さる方々は、情報技術・建築・観光・経営・福祉などの分野の研究者・実務家、外銀ファンド・フード・ファッションなどのビジネス関係者などであります。本文の雰囲気になじめそうな方は、分野や経歴のいかんを問わず、どうぞご参加くださいませ。

感性社会学研究部会
代表:武田竜弥(名古屋工業大学 教授)

当部会では、狭義の社会学のみならず、芸術学や美学、歴史学、都市・環境論、メディア論、広告論など、これまで「文科系」と呼ばれてきたさまざまな分野の研究成果を、人間の感性という視点から捉え直し、そこから生まれるアイディアを〈ものづくり〉の現場に提案していきたいと思います。・ 世界にはさまざまな国や地域があり、それに応じて多様な文化・生活様式・価値観・感性が存在します。当部会では、そうした多様性を世界の豊かさの源泉と考え、多彩なアプローチを実践していきます。

コミュニケーションの基本は言語です。たしかに工学の分野では英語が国際共通語となっていますが、感性に関わる言葉は必ずしもすべて英語に翻訳可能というわけではありません。そこで当部会では、英語のみならず、さまざまな地域の言語で直接情報を得、また発信できる人材を求めています。

従来の学会の枠を超えて、積極的にご参加ください。

感性商品研究部会
代表:長沢伸也 (早稲田大学大学院 教授)

世の中には、多くの製品やサービスがあふれている。それらを購入して生活のなかで使用したり提供を受けたりすることで、われわれの生活は豊かになったり、快適になっていく。したがって、われわれ生活者に望まれ、市場で成功する製品やサービスを生み出すためには、使用する人間の立場での使い心地や受け容れられ方をとらえることが、企業におけるマーケティング活動の一環として重要である。
とくに、最近は社会全体が「人間重視・生活重視」の動きにあり、「感性の時代」とか「感性社会」という言葉が1つのキーワードとして多用されるようになってきている。このため、製品やサービスにおいても、人間の感覚や感性を問題にすることが多くなっており、感性商品、感性品質、感性評価、感性マーケティングなどということが頻繁に聞かれるようになってきた。そこで、日本感性工学会の研究部会の一つとして「感性商品研究部会」を設置し、感性商品とはどのようなものであり、どのように評価され、どのように創られるのかについて研究する。

感性知識マネジメント研究部会
代表:川中美津子(相愛大学)
感性哲学研究部会
部会長:百武ひろ子(県立広島大学 大学院)

部会Webページ: http://www.cc.mie-u.ac.jp/~kansei-philosophy/index.html

感性脳機能部会
代表:尾崎 繁 (目白大学)
感性文化研究部会
代表:岩城万里子(神戸山手女子短期大学 環境文化研究所 助手)
テクノロジーを芸術に近づけようという試みがある。芸術や美の創造を、テクノロジーでできないかという試みでもある。今日の言葉で言えば、デジタル的なものとアナログ的なものとの接近ということを考えてきた。「感性文化学」は、アナログ系とデジタル系の学問をつなぐひとつの思考実験である。
感性認知ビジネス実践部会
2005年12月27日設立承認 代表:小阪裕司((有)オラクル 代表取締役)

部会Webページ: http://www.kansei-biz.org/

感性ロボティクス研究部会
代表:加藤 昇平(名古屋工業大学大学院工学研究科 准教授)
工業デザイン部会
代表:井口竹喜 (株式会社菊地製作所)

60年来の高緯度成長の中、生産が過剰になって久しく従来のモノの充足という成長の方向が行き詰まり次の方向を見失った新製品ラッシュを今だに加速し続けている。その結果、値下げしても売れず税対策で新品のまま焼却してしまう「生きたゴミ」や,さらに商品化途上でストップしてしまう「物心共の無駄」を生み出している。その結果、開発する人、生産する人、販売する人、配送する人、消費する人が一連となって混乱し環境、雇用、経済、教育と人々の生活に大きなひずみを生んでいる。そこで今日まで効率の良い生産を支えてきたハードウエア、ソフトウエアに加え、ここで新たに心地よさという感性や心の充足を産む第3のウエア・カンセイウエア(感性価値の創造資源として命名)を加え三位一体で新たな開発が必要とされている。そこで、工業デザイン部会では今までの枠組みを超えてデザイナー以外の多方面のメンバーと共にメンバーそれぞれの気付きと強みを活かし合い、過当競争と無縁の感性価値ある魅力商品をみ出すことを目指します。

住民参加型感性研究部会
代表:白木 渡(香川大学工学部信頼性情報システムエ学科 教授)

21世紀へ向けて、高度情報化、国際化、高齢化、少子化の進む中で、我が国は社会・政治・経済・生活等全ての面で変革の時代を迎えており、人間の価値観も多様化してきている。また、急速な科学技術の発展は、これまでの自然界にはなかったダイオキシン等の環境ホルモンを生み出し、さらに多量の二酸化炭素の排出による地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨、海面上昇等の地球規模の環境問題を生じさせ、自然との共生がこれまで以上に必要になってきている。さらに一方で、バブル経済崩壊による深刻な財政状況が続いており、これまでのような多額の投資を行って社会資本整備を進める公共事業に対して、国民の目は一層きびしくなってきている。情報を公開し、説明責任を果たし、地域住民や関係者のニーズや意見を的確に把握して住民との合意形成をはかり、協力を得ることなしには新規公共事業を進めていくことはもはや困難になってきている。
今後の住民参加型の社会資本整備はどうあるべきかについての調査・研究、導入可能な手法の開発と適用にあたっての各種の課題について研究する。

生命ソフトウェア部会
2006年10月21日設立承認
代表:中村一美 (近畿大学)
デザイン&ビジネス研究部会
2004年6月26日設立承認
代表:竹川亮三(シンカデザイン代表取締役)
デザインマネジメント工学研究部会
代表:木谷庸二(京都工芸繊維大学)

高度成熟社会がもたらした諸問題が山積し顕在化してきました。これらの諸問題を解決するには、新しい科学技術やそれらによるモノや施設(環境)を単に開発するだけではなく、人々のライフスタイルをはじめとする社会システムの変革という困難な課題に取り組まねばなりません。デザインマネジメント工学部会の目指す方向は、21世紀の人工物、すなわちモノ、環境、情報とさまざまな社会システムがいかにあればよいのか、という課題を中心に取り組み、研究することにあります。
これは、「感性工学」という枠組みを越えている。また、部会の具体的な方向が見えない、と考えられるかもしれません。しかし、われわれは感性工学が単に「感性」のみを問題とするのではなく、感性を含めた広い意味でのデザインやそのマネジメントを通して社会の中での多くの課題について、より総合的、複合的にとらえることであるとし、部会の目指す方向としています。

ヘルスケア&QOL研究部会
代表:西村治彦(兵庫県立大学 教授)

わが国では、世界に先駆けて超高齢社会を迎える中、人々が適切なタイミングで質の高いサポートを受けられ、活き活きと健康に暮らすことのできるSociety 5.0時代のヘルスケアの実現が求められています。そして、人生での健康期・医療期・介護期に応じて必要な予防・治療・ケアが速やかに伴うことが、疾病の発生と重症化を最小限に留め、健康寿命を伸ばし、生活の質(Quality of Life、QOL)の向上に繋がると期待されています。これからのヘルスケアは、医療分野のみならず、福祉や介護をはじめ、関連産業界も含む幅広い分野での連携の視点が重要であり、IoT、ビッグデータ、AI等のICTの社会実装の進展を背景に、データヘルス、デジタルヘルス、医療ICTを踏まえたアプローチが今後のQOL向上の鍵となると考えられます。
そこで本研究部会は、「ヘルスケア」と「QOL」をキーワードに据え、健康・医療・看護・介護・福祉等の各分野や関連産業界の多様な専門家・従事者・学生を対象に、それぞれの取り組みを紹介し合い、領域の垣根を取り払って学際的な研究交流ができる場を提供します。皆さん、どうぞご参集ください。

ヒューマンデザインテクノロジー研究部会
代表:山岡俊樹(和歌山大学名誉教授)

ヒューマンデザインテクノロジーを「人間に関する諸情報(生理、心理、認知、行動など)を設計要件(ヒューマン・リクアイアメント:Human Requirement)に変換し、商品の企画からデザイン・設計、評価までのプロセスに反映させ、人間中心設計を実現し、使いやすい快適な商品作りに寄与する技術である」と定義する。
この定義でのポイントは、人間中心設計の実現であり、使いやすい快適商品の構築である。これらの事項を成立させるのが、感性人間工学である。この感性人間工学をベースにマーケティング・リサーチ、コンピュータサイエンス、認知科学、工業デザイン、ユーザビリティ工学、統計(多変量解析)などが位置付けされる。
特に、コンピュータサイエンスをベースにデザインを総合的に考える学術的なデザイン情報学と感性人間工学の融合は、情報化社会を迎え、人間に優しいシステムや情報を構築するのに必須である。

マルチメディア情報処理研究部会
代表:柏崎尚也 (東京電機大学理工学部情報システムデザイン学系アミューズメントデザインコース 教授)

新しい世紀に向けて、科学技術の進展を重視しつつも、人間社会、及び、自然環境との調和を前提とし、人間を重視し、生活を重視し、生活の豊かさ、快適性を実感できる技術に貢献することへの重要性が指摘されてきている。すなわち、人間を中心とした、ゆとりある豊かな社会の建設という最も基本的な立場からのアプローチが必要である。これを達成するためには、コンピュータを利用して、人間の知性、知能に基づく情報処理を研究する従来からの情報科学に加え、人間を研究する学問としての認知心理学をベースにして、人間が行っているアルゴリズムを考察し、その結果を人間の感性から感覚的にとらえて、非論理的な情報処理として工学的に反映してシステムを構築していく、人間情報科学の観点からのアプローチがぜひとも必要である。そして、これらを相互に協調させることにより、従来の人間の論理的思考に加えて、人間の感性を中心とする非論理的な思考も統合し、新たな知の生産を実現できる研究推進が必要となる。

魅力工学部会
代表:小代禎彦(TOTO株式会社 総合研究所)
視覚感性研究部会
代表:鈴木雅洋(聖泉大学)
幹事:鯉田孝和(豊橋技術科学大学)
感性価値創造研究部会
2007年6月16日設立承認

代表: 勝瀬典雄(有限会社ビジネスプランニング)

視覚感性研究部会代表:内川惠二(東京工業大学大学院 教授)
連絡先:佐藤雅之(北九州市立大学 情報メディア工学科 准教授)本研究部会は視覚研究を中心課題にして、心理学、人間工学、光学、情報工学、脳科学、画像工学、心身障害学から芸術学、デザイン学、色彩学など多様な分野の研究者の参画の下に研 究集会や共同プロジェクト等の活動を行う。なお、視覚情報が脳で処理され、脳で感性が生まれることは近年の科学において論をまたないところである。当研究部会はすでに発足し ている感性脳機能部会と密接な連絡を取りながら進めていく。

かわいい人工物研究部会
代表:大倉典子(前芝浦工業大学  教授)

Webページ http://sigkawaii.jin.ise.shibaura-it.ac.jp

感性工学マーケティング・マネジメント部会
部会長:小山雅明(アイワ広告株式会社)
合意形成研究部会
代表:髙田知紀(神戸市立工業高等専門学校 都市工学科 准教授)
感性モデリング研究部会
代表:柳澤秀吉(東京大学)
幹事:加藤健郎(慶応義塾大学)

幹事:村松慶一(早稲田大学)

感性工学の基盤となる理論、モデル、モデリングの方法論を、多様な分野の知の統合により解明する。そして、それらを応用して社会に還元することを目的とする。
研究テーマ:
1)感性の理論の体系化
2)感性のモデルの開発
3)感性のモデリング方法論の開発
4)感性モデルの応用
ホームページ:
而立の会(若手の会)
「感性工学会に所属する産学官の若手人材が、自らの手で次世代の感性工学を担う人材へと自立するための活動拠点」を形成することにあります。

(1) 若手間の交流促進
産学官の若手による交流の場を提供する。日本感性工学会および他の関連学会において若手人材の交流会の開催し、将来に向けて活動する産学官のネットワークを形成する。

(2) 若手人材による仮想ラボラトリ
若手人材は概して、研究(活動)資金・設備などの物的資源、あるいは、知識・技術・協力者などの広義の人的資源の不足に日々直面している。若手人材がお互いに持てる資源を最大限活用できるよう、供出可能な資源の視覚化や共同研究呼びかけの場を提供する。
これはいわば、本会が一つの大きな研究室として機能することを目指すものである。ただし、あくまで個々の自立を促す手段として構想するものであり、決して相互に依存・共生することを目指すものではない。

(3) 若手知識バンク
会の人材・活動を知識バンクとして対外的にアピールする。広く企業やその他公的機関などに対し”実際的”な研究集団として活用してもらうこと、あるいはまた個々人のキャリアアップの契機となるようなアピールの場を提供することを目的とする。

【而立の会Webサイト】 http://kirg.cse.kyoto-su.ac.jp/

志学の会(学生部会)
URL:https://www.shigaku.associates/

志学の会は日本感性工学会学生部会の愛称であり、感性工学を志す学生メンバーのための相互扶助ネットワークとして活動しています。
志学の会では感性工学に携わる多くの学生の交流を促進し、感性工学全体の 活性化と、各自の感性工学に対する理解の深化を目的としています。 主な活動は日本感性工学会大会での学生セッションと志学の会主催の勉強会を軸とし、研究室訪問や懇親会等学生同士の国際的でカジュアルな交流活動も行っています。 志学の会では随時メンバーを募集しています。参加資格は感性工学に興味を 持つ学生であることです。興味のある方は、ぜひ、志学の会までご連絡ください。