開催日:2013/9/28

感性工房部会より深い感性のテクノロジー研究会(9/28)開催のお知らせ

深い感性のテクノロジー研究会 予告
(HMラボ、感性工学会・感性工房、共催:中央大学・感性ロボティクス副専攻)
日時; 2013年9月28日(土) 14:00~17:00
場所; 品川区広町1-5-28 、ものつくり工場アパート402 HMラボ  
アクセス; JR大井町駅東口出て左折180°。京浜東北線に沿って桜並木歩道を品川方面に10分下る。左にガード、潜った左。(目印:第一三共研究所裏門隣)。
 http://www.k5.dion.ne.jp/~hmlab/lab.html
I、本研究会が何を求めるか、あらためて、ディスカッションをする。(脚注)
目的:
藝術的な“内容(作品、演奏)”が、「人のこころの深いところに感動を喚起させる“科学的なもの”は何か?」を明らかにし、それを実現する装置、システムを作る。この研究は、「何が本物か」を厳しく問うことになるので、作者、演奏者が伝えたいものを深く知り、また言葉のみの伝達を超えて、人と人との時空を超えた心の通じ合いのありたい姿、すなわち、コミュニケーションの究極の姿に近づける方法を求めることにもなる。研究者の美意識の深化も期待している。
事業計画
「雲をつかむような大きなテーマ設定で無理ではないか」の疑問に対して、研究糸口としての、これまでの発見を例示する。ディスカッション:結論を無理に求めず、各人の意見を自由に述べあう。
絵画例;1、長谷川等伯の松林図:日本人のこころの深みの代表的墨絵。コピーではNG.
2、ローマの休日の、ノイズ除去したDVDは王女様の気品が激減している。
3、焼損した法隆寺金堂の、美大学生修復した絵と横山大観が修復した絵の印象の違い。
音の例;1、良くできたLPでは、こころの深いところに訴えるものがあるが、CDでは得られない。
2、フルトべングラーの1947,5/24演奏はモノラール、録音技術が悪いが、深い感動をもたらす。
3、「レコードの針音を除去などの改善」と称する“復元盤”のほとんどは、感動が得られない。
II、上記I、研究の芽を探すため、レーザーディスクを数十枚入手した。
観賞し、フリーディスカッションする。これまでの研究との繋がりでは、LPの音とLDの音(アナログ:FM記録)の比較で、LDが表現できたものを再確認し、その欠点も知る。
マイルスデビスの「死刑台のエレベーター」を予定。ディスカッションする。
(脚注);10年間の成果の確認;深い感性のテクノロジー研究の目的:“高品位な内容を高忠実に伝えるためのテクノロジーは何か”から始まり、革新的アイディア:人の官能は客観的故それを音質測定に使う方法を考え出し、官能評価語:”胸にしみこむ”、”漂う空気感”の再現度を評価尺度とした。 音分野:新・電気音響では、これらが感度高く評価できる人が音質測定器。その効果は大きく、研究が進み始め、深い感性喚起のための音響装置に必須の物理要因・特性:精細な波面再生、ハイQを得て、それを実現した。Extra HI System M (HMラボに常設)
研究会長: 宮原 誠(HMラボ)
担当幹事: 林 正樹(Uppsala University), 三井 実(ものつくり大学)
★ご出席は、人数把握のため予めご連絡お願いします。→hmlabgm@gmail.com 宮原

感性工房部会 | 2013/09/12