期限付き研究会紹介

日本感性工学会会員3~4名程度(代表者1名を含む)からなる研究グループで構成され、研究の成果を、学会誌や大会企画セッションを通じてご発表いただくとともに、必要に応じてその他の会務の振興に寄与させていただきます。期間は発足の日から起算し、1年ごとの更新、最長3年といたます。募集分野は既存の部会との重複に係わることなく、感性工学に関係のある時流に応じたテーマとします。
※現在は募集しておりません。募集の際は会員にメールでご連絡します。

インフラレジリエンス研究会
代表:保田敬一(一般社団法人 国際建設技術協会)

研究会の目的:レジリエンス(Resilience)とは,復元力,回復力,強靱さを意味する感性ワードであり,災害レジリエンスとして用いられる場合は、脆弱性(Vulnerability)の反対語の意味で使われる。近年多発している大規模自然災害による被害とその後の避難,復旧などを考えた場合,道路や橋などの社会インフラの脆弱性と災害レジリエンスを把握しておくことは重要である。一般的には脆弱性よりもレジリエンスの方が高くなっている状態が望ましい。インフラの脆弱性はそれ自体のおかれている自然環境や使用条件に依存するため大幅に改善することは難しいが,回復力や強靭さを向上させることは工夫(ソフト・ハード・人間活動の組合せなど)次第で可能である。
本研究では,特定のインフラを対象にして,それらのもつ様々な脆弱性を整理し,被害があっても速やかに回復できるような様々な工夫を検討することを目的とする。

ポジティブ・コンピューティング 研究会
代表:宝珍輝尚 (京都工芸繊維大学)

研究会の目的:ポジティブ・コンピューティングとは,人間をポジティブ感情にするための人間への介入をコンピュータにより行うことである.本研究会では,ポジティブ・コンピューティングの原理の解明,ポジティブ・コンピューティングの実現,ポジティブ・コンピューティングの応用等,ポジティブ・コンピューティングに関する広い分野において,研究者の交流を活発にし,これにより,ポジティブ・コンピューティング研究を進展させることを目的とする.

モデリング研究会
主査:柳澤秀吉(東京大学)
幹事:加藤健郎(慶應義塾大学),村松慶一(埼玉大学)

研究会の目的:感性工学に関わる理論,モデル,およびモデリングの方法論について調査し,それらの整理と議論を通して感性工学の体系化のための共通基盤を整備する.本研究会で理想とする理論およびモデルは,人がその中身を理解でき(ホワイトボックスモデル),多様な対象に応用可能な一般性をもつものである.このような理論およびモデルを整備することにより,多様な背景を有する研究者・実務者からなる感性工学分野において,共通の基礎理論の構築,理解と共有,積み重ね可能な科学の実現,工学応用などの促進に貢献する.