第25回日本感性工学会大会

大会ポスター

JSKE25ポスター

会期

2023年11月20日(月)~22日(水)

懇親会:2023年11月20日(月)18時30分~20時30分(予定)、キリンシティ船堀(タワーホール船堀1階)

※第19回日本感性工学会春季大会は、2024年3月7ー8日に九州大学大橋キャンパス(対面:オンサイト)で開催予定です。
なお、3月9日は、ISASE(ハイブリッド形式)が開催される予定です。

会場

タワーホール船堀(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4丁目1−1)

本大会は、対面(オンサイト)で実施します。

懇親会会場:キリンシティ船堀(タワーホール船堀1階)

大会テーマ

「Be tactful !」

大会概要

COVID-19とウクライナ、そしてインフレに円安、隣国からミサイルや偵察機が飛来。すっかり様子が変わってしまいました。その一方で、在宅勤務もだいぶ旧に戻りましたし、新幹線にも外国人が目立ちます。ディオールのランウエイはパリで終戦後の3年目、東京で7年目、大地震のあったトルコはむしろ活況とか。混乱が成長を生むとすれば、この先良いことがあるのかもしれません。
ご高承とは存じますが、何年か前にVUCA(ブーカと読む)というアクロニムが好んで使われました。新語好みの経産省は「VUCA時代の人材育成」と名付けたレポートを昨年に出しています。昨年10月21日、USドルが150円を超えたことがありました。日本の財務省の財務官はVolatilityが嫌いなので、市場に介入し、貯めこんだ為替特別会計から5兆6202億円を充ててドルを売り、151.95円から146.23円に下げさせました。ビジネスでは計算できる範囲でリスクに付き合え、計算できないUncertaintyには逆らわず回避せよと教えられるはずです。政府はコロナ不況を恐れ、カネをバラマキすぎました。それで、欧米ではとんでもないインフレになりました。金利を上げても収まらず、人手不足ゆえ賃金が上がる。儲からないので不況になりそうです。そのメカニズムはComplexity、そう簡単に解は求まりません。インフレを止めるなら不況も辞さず(株は相当に下げる)とは割り切れないようです。FRBやECB(USやECの中央銀行)のトップの説明は、Ambiguityにならざるを得ません。その言辞をめぐって利害関係者は理解しようとしますが、所詮、完全には理解できない説明ですから、受け手は曖昧な部分を直観に依存させ、輸出入の代金や海外直接投資の是非を決めていきます。
そこで Be tactful ! これは感性工学の極地かもしれない・・・と直観いたしまして、今大会のテーマにさせていただきました。

実行委員長 大谷 毅(信州大学)

大会次第

(1)総会・表彰式
(2)特別講演
(3)一般セッション(企画・一般)
(4)査読セッション
(5)ポスターセッション
(6)新・企画セッション(旧オーナーズセッション)
(7)企業展示

◆セッション分野について・・・本大会では一般セッションとして、9分野を設定します。感性工学会で発表される研究は、多岐に分かれます。ご研究内容の主旨にあったセッションでご発表いただきたいと考えまして、セッション分野を設定いたしました。発表を希望される分野を選択してください。発表主旨・方向性が近い研究を揃えてセッションを構成します。

(1) 生活と環境(衣食住等)等に関する分野
・・・ 衣食住など生活に関わる環境やモノづくりに関する研究(食品・食生活と感性,衣料・衣生活と感性,生活空間・住環境と感性などの研究)

(2) 感性商品・デザイン等に関する分野
・・・ 個別の商品に注目した企画・デザイン・製造工程・マーケティングに関する研究

(3) 感性事業・企業経営・産業などに関する分野
・・・ 企業の人間的側面に関する経営問題、感性に訴求した産業分野に関する研究

(4) 心理・認知等に関する分野
・・・ 人の心理を科学し、感性に係る人の機能や仕組みなどを解明することに関する研究

(5) 生理・脳科学等に関する分野
・・・ 人の生理を科学し、感性に係る人の機能や仕組みなどを解明することに関する研究

(6) 数理・情報科学・システム・ソフトウェア・ロボット等に関する分野
・・・ 感性についての数理的アプローチ、DXなどについての感性への応用、ロボティクスなどに関する研究

(7) 感性に係る計測・評価技術に関する分野
・・・ 感性に関わる新しい計測方法や評価方法などについての研究

(8) コミュニケーション・合意形成・教育などの感性の形成に関する分野
・・・ 感性の形成を支援する教育や対話能力の支援、応用、人間の感性に係る哲学的研究

(9) 新分野・その他
・・・ 掲記のどの分野にも当てはまりにくい課題、ないしは新分野と思われる研究

申込スケジュール

発表申込 をご覧ください。
参加申込 をご覧ください。
展示申込 をご覧ください。

優秀発表賞

日本感性工学会大会において、優秀な発表を表彰し、本会会員の研究活動を奨励するものです。
大会終了の1〜2週間後を目安にWeb上で受賞者を発表する予定です。

対象資格
1.  一般セッション(企画・一般)、ポスターセッションの発表者
2.  おおむね35才以下であること
3.  優秀発表賞の審査を希望する時点(演題申込時)で会員であること
(演題登録時、会員は会員番号、学会ホームページの入会フォームから会員申込中の方は仮会員番号、今回参加登録により会員になる方は参加登録番号(例:A00xxx)の入力が必要です)
4.  発表登録サイトにて「優秀発表賞の審査を希望する」を選択すること
5.  本大会ではおひとりで複数の研究発表は可能ですが、同一発表者による審査の申請は1件といたします。タイトルが異なっていても2件以上は申請できません。
6.  必ず予稿原稿を提出すること
7.  これまでに受賞歴があっても申込できます。
8.  優秀発表賞は、予稿の書き方や研究の目的設定や、発表の方法や質疑等が優れており、また研究の今後の進展に期待できる若手研究者を顕彰するものです。したがって、本賞は発表内容の正しさを必ずしも保証しているのではありません。
9. 非会員の発表者は優秀発表賞の対象外となります。

予稿集と講演論文集について

1.予稿集の発行について
予稿集は、本大会参加申込完了者のみを対象とし、Web上で配布いたします。紙媒体やUSB、CD-ROMの配布はありません。参加費お支払済の方には、ご登録のメールアドレスへ予稿集の閲覧に必要なパスワードをお送りいたします(11月16日予定)。予稿集の販売は予定しておりません。

2.講演論文集の発行について
今大会から「講演論文集」を発刊いたします。大会終了の6ヶ月後、 J-stageにて電子公開します。どなたでも無料でご覧いただけます。
注JSTが運営するJ-Stage(電子ジャーナルプラットフォーム)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja

3.講演論文集への収載要件
上限は8ページとします。通常セッション以外のものもすべて収載の対象になります。予稿PDFフォーマットを以下のサイトよりダウンロードの上、お使いください。
https://www.jske.org/taikai/jske25/format

4.講演論文集へ収載しない・できない場合
投稿者があらかじめ収載を希望しない旨の☑を付した場合、指定フォーマットを使用していない場合または当日未発表の場合は、講演論文集に収載いたしません。収載にあたっては予稿のままとします(修正は一切認めません)。なお、目次にはすべての発表者と演題を記載いたします。

5.著作権・その他
講演論文集に収載された原稿の著作権は原著論文に準じた扱いになります。予稿集・講演論文集の編集は大会実行委員会が負うものとし、査読無しの扱いとしますが、本学会や本大会にふさわしくないと実行委員会が判断したものは、投稿や発表を拒否することがあります。

6.「講演論文集」への収載を希望しない方
「講演論文集」にてJ-stageでの公開を希望しない方は、演題登録時に「収載を希望しない」に☑をいれてください。

7.査読セッション発表者の原稿
原則として講演論文集に収載いたしません。収載を希望の方は、editor@jske.orgへお申し出ください。

備考・諸注意

◆発表用機材について
・発表用コンピュータは各自で持参したものを操作してください。会場に発表用コンピュータの用意はありません。
・会場には液晶プロジェクターを用意します。コンピュータとの接続は(HDMI端子)が標準となります。(VGA(D-sub-15pin)端子)も用意しますが、これ以外の接続端子のコンピュータを利用される場合には、変換アダプターやケーブルを各自で用意してきてください。
・当日は、発表するセッションが開始する前に、各自持参したコンピュータで発表の動作確認をして下さい。

◆会場でのネットワーク利用
・1階の展示ホールにおいて、WiFiを利用いただけます。アクセスポイントは、大会当日会場に掲示します。
・1階展示ホールで各自のコンピュータに予稿集をダウンロードしてください。来場される前に自宅でダウンロードしてくることをおすすめします。
・1階展示ホール以外の会場では、会場のWiFiルータには接続できません。
・一部の発表会場では、各自のモバイルルータや携帯電話の電波が届きにくくネットワークに接続しにくい部屋があります。ご了承ください。

◆電源について
・1階展示ホールに、緊急用の充電ブースを設置します。
・十分な電源コンセント数はありませんので、電源コンセントにコンピュータを接続したままにして、独占しないようにお願い致します。
・各自のコンピュータは十分に充電して持参してください。

◆当日配布物
・発表する際に資料を配布して発表いただくこともできますが、発表者ご自身で、来場者に配布し、発表終了後は、資料を会場に残さないで持ち帰ってください。

◆ゴミの持ち帰り
・会場にゴミ箱はありません。PETボトルの空き瓶などは各自で持ち帰ってください。
・ゴミの処理は有料となり、会場から請求されてしまいますので、ゴミの持ち帰りをお願い致します。

講演時間

一般セッション:20分(発表の設定5分,発表12分,質疑3分)
査読セッション:25分(発表の設定5分,発表15分,質疑5分)

プログラム

暫定プログラム公開予定日:2023年10月20日(金)
確定プログラム公開予定日:2023年11月1日(水)

【大会参加および予稿の閲覧について】
大会参加および予稿の閲覧にはパスワードが必要です。
参加費お支払済の方に、2023年11月16日(木)パスワードを参加登録のメールにお送りいたします。
(11月16日(木)~11月22日(水)に参加申込をした方には、参加決済を確認後適宜パスワードをお送りします)
予稿集発行日:2023年11月17日(金)
パスワード有効開始日時:2023年11月17日(金)13:00~

※メールが届いていない場合は、迷惑メールボックスや登録したメールかどうか今一度ご確認の上お問い合わせください。

実行委員会

実行委員長   :大谷 毅(信州大学)

実行委員:日本感性工学会理事・参与・監事・評議員
https://www.jske.org/abouts/director/

後援・共催・協賛

後援:日本学術会議

共催:

協賛:
五十音順

(特非)  横断型基幹科学技術研究団体連合 (公社)日本経営工学会
(公社)化学工学会 (一社) 日本計算工学会
形の科学会 日本化粧品技術者会
(一社) 教育システム情報学会 (一社) 日本建築学会
(公社)計測自動制御学会 (公社)日本工学アカデミー
(公社)高分子学会 日本行動計量学会
(一社) システム制御情報学会 (公社)日本材料学会
(公社)自動車技術会 (一社) 日本材料科学会
(一社) 情報処理学会 (一社) 日本色彩学会
(一社) 照明学会 日本社会心理学会
(一社) 人工知能学会 (一社) 日本神経回路学会
(公社)精密工学会 (公社)日本心理学会
(一社) 繊維学会 (公社)日本生物工学会
(一社) 電気学会 (公社)日本セラミックス協会
(一社) 電子情報通信学会 (一社) 日本繊維機械学会
(公社)土木学会 日本知能情報ファジィ学会
(公社)におい・かおり環境協会 (公社)日本都市計画学会
日本味と匂学会 (一社) 日本人間工学会
(一社) 日本応用数理学会 日本認知科学会
(公社)日本オペレーションズ・リサーチ学会 (特非)  日本バーチャルリアリティ学会
日本顔学会 (一社) 日本品質管理学会
(公社)日本化学会 日本リアルオプション学会
(一社) 日本官能評価学会 (一社) 日本ロボット学会
(一社) 日本機械学会 (特非)  ヒューマンインタフェース学会
(公社)日本金属学会

お問い合わせ

第25回日本感性工学会大会事務局: jske25(at)jske.org ※(at)を@に変えてお送りください。
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