開催日:2017/1/22

感性工房部会より 深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)1/22開催のお知らせ

深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)予告
共催:芸術科学会、感性工学会・感性工房、中央大学・感性ロボティクス。 
日時;2017, 1/22 14:00~ 
場所;品川区広町1-5-28 ものつくり工場402 HMラボ・工房 
従来オーディオの問題解決のドアを開く; 
 ”信号に忠実の従来オーディオ”のバイブル:「ハイファイスピーカー」中嶋平太郎著以降50年経て、”人の感じる音、音楽に忠実の:「感性音響論-突破的オーディオ再生を求めて-」 を2017年1月に出版する。「ハイファイだけど情緒を感じない」といわれるオーディオの現状を解決すべく筆者が書いた。見返しに、芸術科学会初代会長:中嶋正之先生の推薦をいただいた。
直近のテーマ;
 突破的オーディオには「胸にしみいる音、空気感(気配)、実在感(リアルな音場、深々さ)」をもたらす再生音が必須である。ほとんどの名演、名録音のソフトは、CD、DVDであるから、それらを忠実に再生する装置を供給しなければならない。
まずは、入力の、ソフト、プレーヤーの用意 -現状と解決- ;
 突破的オーディオ必須の性能のプレーヤーがない。過去2回研究会報告に記したように、ここ数年、特に集中してここ数カ月の調査では突破的オーディオの必須条件を満たすものはなかった。
 バブル時代に良いユニットを用いたCDプレーヤーや、DVDプレーヤーを作りかえ、改造して希望者に供給しようとしている。メーカーも含めて仲間を求め動き出した。
 これまでに実験で得られている具体的な結果;
①YAMAHA CDR-HD1000改(「胸にしみいる音、空気感(気配)、実在感(リアな音場、深々さ)」の評価は確定している)の7段階比較評価値”0″とすると、
②TOSHIBA DVDプレーヤー:SA-9200 (¥200,000 1999)改の評価: “-2”,
③プロ用DVDプレーヤー:OPPO BDP-103DJP(現行品¥90,000新品)の評価”-3”以下。
 いずれも同軸ディジタル出力(S/PDIF)に、評価の良い赤堀‐筆者作のDAC(TDA1543)を接続し、そのアナログ出力:L,Rを、アンプに接続して評価した。
★大新発見! の改造期待ポイント (1月22日に参加者に評価してほしい問題)。
1、DVDプレーヤーは、7段階比較評価で言えば、”-2”であったが、アクチュエーター周辺の、潤滑油(グリース)が著しく音質を劣化させていることを発見し、機械精度を含めてアクチュエーター動作を改造した。
2、 DENON CD プレーヤーDCD-S10(¥180,000 1994)はある種の音楽再生が魅力的だ。それは、”忠実”なのか、”音作り”なのか。
出席者はあらかじめ連絡をお願いします。⇒ hmlabgm@gmail.com
以上。
研究会長: 宮原 誠(HMラボ
担当幹事: 林 正樹(Uppsala University), 三井 実(ものつくり大学)

感性工房部会 | 2017/01/16