椎塚会長より 新年のご挨拶

日本感性工学会 会員 各位

                 日本感性工学会 会長 椎塚 久雄

          新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます。
 みなさますがすがしい新年をお迎えのことと思います。今年は、学会創立13年
目になります。結婚記念日で言えば、13年目は“レース婚式”で す。これは、
「さらに深く綾なす愛の証、レースの様な純白な気持ち、心でお互いに愛を深め
ていきましょうと解釈する」のが良いのではないでしょう か。新婚の頃の真っ
白な心も13年も経つとかなり色褪せてきて、もしかして真っ黒になっているかも
しれません。そんなときに、レース婚式で新婚の 頃のような純白な気持ちに
なってみましょう、というのがレース婚式のねらいのようです。
 学会は絶えず進化していかなければなりません。われわれは、ややもすれば気
持ちが緩みがちになり、目標が見えなくなるときがあるかもしれませ ん。日本
感性工学会は感性を要として、現代社会の諸問題に対処すべく方法論を提供し、
人との心の絆を強める感動体験を共有でき、かつ、絹のように きめ細やかな感
性を実現する組織体へと発展しています。
 この3月に九州大学大橋キャンパスで開催される第6回春季大会、9月には工学
院大学新宿キャンパスにおいて第13回日本感性工学会大会が開催さ れます。さ
らに、この第13回大会と査読セッションが連動してKEER2012が2012年4月に台湾
の東海岸で開催される予定です。
躍進する日本感性工学会に、みなさま方の益々のご支援ご鞭撻を賜りたくよろし
くお願い申し上げます。

 日本感性工学会 会長 椎塚 久雄

お知らせ | 2011/01/04