J-STAGEによる学術論文の公開に伴う著作権委譲に関するお願い

会員ならびに著者各位

日本感性工学会(以下「当学会」という)は、1998年の学会設立以来、定期刊行物として論文誌を刊行して参りました。13年の長きに渡りこれら定期刊行物を刊行できましたことは、ひとえに会員各位のご支援、ご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
  
この度、当学会は「日本感性工学会論文誌」及び、「Kansei Engineering International Journal」を「電子ジャーナル」として、Vol.11よりJ-STAGEに公開することになりました。(既刊の論文誌につきましては順次公開していきます)

J-STAGEとは 独立行政法人科学技術振興機構 (JST) が日本国内の科学技術情報関係の電子ジャーナル発行を支援するシステムです。J-STAGEがJSTリンクセンターと連携することにより、J-STAGE上で公開されている論文は、ChemPort、PubMed、CrossRefを経由し、海外の様々な電子ジャーナルサイト上の論文と相互にリンクされます。

電子ジャーナルの論文等は全て同機構のサーバに保存されるため、全ての論文等の著作権が当学会に帰属していることが条件となります。公開にあたっては、著作権法により、掲載された論文等の著者からその著作権(複製権、公衆送信権を含む)の許諾又は譲渡を必要とします。
現在は投稿規定に論文等の著作権が当学会に帰属することが定められておりますが、投稿規定内に著作権規程を定める以前に掲載された論文等については、著作権の委譲が明確にされていない状態となっています。

これらの事情からこの機会に、創刊号以来の著作についても著作権を当学会に帰属して戴く事と致したく、本来であれば会員ならびに著者の皆様お一人ずつに「著作権の許諾手続き」を行うべきではございますが、当該告知を以って著作権の譲渡をお願い申し上げる次第です。

万一、この件に関しましてご了承戴けない場合、あるいはご不審の点がある場合は、2011年7月31日までに当学会事務局に文書または電子メールでお申し出下さい。当学会は、このお知らせが著者の皆様の目に触れることを前提としておりますが、何らかの事情でこの件をお知りになる機会がなかった場合には、期限を過ぎましても、あらためて個別にご相談させていただく所存です。なお、お申し出のない場合には、ご了承戴けたものとし、公開する時期が参りました段階で、論文などを掲載させて戴きたいと存じますが、公開後の会員ならびに著者の皆様からの記事取り下げ要求に際しても柔軟に対応させて戴きます。

会員および著者各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。

日本感性工学会 
編集委員長 加藤 俊一

〒103-0007
東京都中央区日本橋浜町2-55-5グランドハイツ1003
日本感性工学会 事務局 論文審査編集委員会
E‐mail : editor(at)jske.org   
TEL/FAX : 03-3666-8000

お知らせ | 2011/07/12